朗読:円道一弥 藤沢周平を読む
藤野在住の 舞台俳優 円道一弥さんの朗読
時には優しく、時には激しく、時にはしっとりと語り、
私たちを藤沢周平の世界へ連れて行ってくれます。
しばしの間、江戸の 粋と色と人情の世をお楽しみ下さい。
10/18(日) 4時半開場 5時開演 ¥2,000
公演終了後、お食事が出来ます。(予約)
演目;藤沢修平作 『約束』『時雨みち』
「約束」
「五年経ったら,2人で又会おう」と約束して分かれた幼なじみの男
しかし、五年の歳月は2人を変えていた、、。
ー 短歌集『橋ものがたり』より ー
『時雨みち』
あのとき,おひさと一緒になっていたら、
もう少しましな暮らしが出来ただろうか?
新左衛門はそんな思いを抱きながら、
昔捨てた女に会いに行った。
それぞれの主人公が再会した女は、二人とも泣いた。
しかし、その涙の意味はあまりにも違っていた。