世界的に気候変動が激しい中、

ここ藤野でも今年は春が短くて

山菜や山草にも異常が見られます。

雨がすくなかったからか、

形が小ぶりの蕗の薹、

繊維が多く 固くて美味しくない藪萱草

あっという間に伸びてしまった山椒

いつもより細くて短い蕨

顔を見せない筍

そんな中、いつもと同じ様に、いやいつも以上に多かったのが

ツクシくん！

頭が硬いうちから取り始め、レジ袋に何袋とったことか。

爪や指先を真っ黒にしながら時間をかけて袴をはずし、

（どう言う訳か、無心でやるこの仕事が好きなんです）

湯がいて甘辛の佃煮に！

小分けして卵で閉じて「鯖の燻製定食」の一品にします。

蕨や、独活や、筍などなど、。

春は時間と勝負の山菜が沢山あって。

和子さんは忙しい！

でも、

お客様の「珍しい！ 美味しい！」の一言が

またやる気にさせちゃうんです。

 

桜やたんぽぽ、藤の花が咲き乱れる 里山の変わりゆく色模様、

春は心浮かれる 大好きな季節です。