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新井英一 清河への道48番         9月5日(土) 5:30スタート

Shu10周年記念イベント vol Ⅳ  新井英一 清河への道 48番

とうとう、この日がやってきた。

1995年 TBS 「 筑紫哲也のニュース23 」                 当時、八王子で経営していたブティックを終え、疲れた体で家に帰ってから 晩ご飯の準備  やっと食べられるのが ニュース23が始まる頃 という毎日だった。     それでも、グラス片手にその番組を見ながら1日の疲れを癒し、エンディングまで見ていた。

3ヵ月ごとに、実力のある人たちが 唄っていたエンディングテーマ曲。       だが、深く記憶に残るのは、井上陽水の「最後のニュース」と 新井英一の「清河への道」だった。

陽水はともかく、新井英一は衝撃的だった。 無名の無骨い男が声を張り上げて自らの半生を唄う。            その野太い声は感情豊かな詩とともに心の奥までしみ込んで来た。  魂を揺さぶられる というのはこういう事なのだろう。

この人の唄を聴きたい。目の前で生の声を聴きたい。その時思った。

私は運がいい!                                願というのは叶うもので、いろいろな動き、いろいろな出会いの中から新井さんと知り合い、自分の店でLiveが出来るようになった。

私が衝撃を受けた新井さんの唄を、私の回りの全ての人に聴かせる事が出来る。   そんな想いから、オープン以来9年間 毎年欠かさずやってきた。

そして、今年 Shu10周年 10回目はもちろん「清河への道」でしょう!

1曲45分もの長い曲 体力もいる。 この機会に唄ってもらわなければ、。    目を閉じれば、まるで映画を見ているような錯覚にとらわれる名曲

この機会に ぜひ皆さん 新井英一の「清河への道 48番」を聴いて下さい。

 

9月5日(土)    5:00pm  オープン    5:30スタート

¥3800 (当日券:¥4000)

ご希望の方は、ライヴ終了後 出演者を囲んでお食事も出来ます。  ¥1500( 予約 )

 

 

 

 

 

新井英一

あらいえいいち。1950年3月福岡生まれ。15歳で家を出て岩国の米軍キャンプなどで働き、ブルースに魅せられる。21歳で渡米し、放浪生活の中で歌手を志し独学で歌作りを始める。日本で生まれ育ち、朝鮮半島の血を引く自らを「コリアンジャパニー ズ」と呼ぶ。
帰国後、内田裕也氏に見い出され、アルバム『馬耳東風』(1979年)でデビュー。 1986年、様々な葛藤と不安を抱き、亡くなった父親の故郷である韓国・清河(チョンハー)を初めて訪れる。数年後、その旅の思い出と共に自らのルーツと半生をストレートに歌い上げた『清河への道~48番』を作り、1995年に一枚のアルバムとして発表。TBS-TV「筑紫哲也ニュース23」のエンディングテーマ曲に選ばれ、テレビ、雑誌、新聞等で取り上げられ話題となる。そのアルバムは第37回日本レコード大賞「アルバム大賞」を受賞。韓国KBS-TVでドキュメント特別番組が放映され、日本でもNHK「わが心の旅」、テレビ朝日「報道特別番組21世紀への伝言」等多数の番組に出演。またライブにおいては国内はもとより、N.Y.カーネギーホールなどでのアメリカ公演に加え2000年はパリでもライブを開催、そして2002年には韓国ツアーが実現。念願であった「清河村」でのライブを成功させている。2004年アルバム『生きる』をリリース。2009年「ライブイズベスト』3枚組リリース。2012年オリジナルアルバム「唄魂」をリリース。
今もなお、、、、、、、、。

 

10年前のある方の投稿
もう10年になるのかなあ。NEWS23でテーマ曲としてつくられた曲の中でもっとも印象に残っているのがこの「清河への道」と日本の天才的ミュージシャン・井上陽水の「今日のニュース」です。2曲とも違った意味で凄いと思ったが、新井さんの歌は、自分史の歌で、ひとつの物語になっているが、声質を含め、民族の血のもつ凄みのようなものを感じました。韓国の伝統芸能に入ると思うのですが、それを何と言ったか、ちょっと度忘れしてますが、闇から聞えてくる唸りのように感じ、新井さんの歌にも同じ「血」の系統からくる情感を感じたものです。「恨」という感情は必ずしも恨みを意味するのではなく、もっと大きな悲しみのような感情なのだ、というような話を聞いたことがありますが、新井さんの歌を聴いていると、そうしたものを感じます。いずれにしろ、48番まで、およそ一時間、一曲としては世界最長の歌ではないでしょうか。韓国では血は母から、骨は父から受け継ぐといいますが、新井さんの体内にあった「血と骨」がこの歌を作らせ、歌わせているのでしょう。聴くほうもパワーがいるので一年一度くらしか聴いていませんが、不滅の歌のひとつだと思います。

 

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